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2015年06月10日

ハイエースのリヤゲートを半開状態にする金具(音無しタイプ)

蒸し暑い夜には、バックドア(リアゲート)を半開状態にしたい場合があります。
せっかく網戸状態になっていても、
バックドア(リアゲート)を全開するのは
防犯上ないし精神衛生上 躊躇してしまう場合や、
雨が降っているけど、換気のために開けておきたいんだよなぁ 
なんて時に バックドア(リアゲート)を半開状態にできるとイイですよね。

ハイエースのリヤゲートを半開状態にする金具(音無しタイプ)


キャンピングカー先進地域のヨーロッパでは、
25年前のキャンピングカー用品カタログにも すでに載ってマス。
日本の現行品に比べて、開口サイズが小さいですね・・・

ハイエースのリヤゲートを半開状態にする金具(音無しタイプ)

バックドアに網戸が装着されている場合には、
ドアを半開状態にできると より具合が良いです。
ハイエースのリヤゲートを半開状態にする金具(音無しタイプ)
(車は、フォルクスワーゲン ヴァナゴンT4です。FF車ですね。このころから ヨーロッパの小型商用車はみーんなFF車でした)

キャンピングカー用品カタログで 初めて見た時には、
「ヨーロッパは進んでるなぁ。行ってみたいなぁ・・・」

で、1990年に、ドイツ・デュッセルドルフのキャラバンサロンに行きました。
(ヨーロッパ最大の、いわゆる キャンピングカーショー です)
私が32歳のときです。
ショーの来場者は、じいさん・ばあさん ばかりで またビックリ・・・。
(アメリカでのモーターホームの展示会でもシルバー世代が中心でした)
ドイツでの キャンピングカー用品ショップを訪問してみたら
すんごいキャンピングカーだつて自作できるほどの用品の充実度に
たまげるやら・・・。LPGを補充できる設備も備えてました・・・。
旅の途中のキャンパーが、自分で修理やLPガスを補給できるのが
キャンピングカー用品ショップ とのことでした。日本とは大違い・・・
その時の話は 置いといて・・・


バックドア(リアゲート)を半開ツールを
自作する際の定番な方法は、S字フックだったり、
長さ調節可能なターンバックルだったりします。

ハイエースのリヤゲートを半開状態にする金具(音無しタイプ)
(90度ひねった状態にしたり、曲がり調整をして使います)

ハイエースのリヤゲートを半開状態にする金具(音無しタイプ)
(ターンバックル)

ハイエースのリヤゲートを半開状態にする金具(音無しタイプ)
(ターンバックルは無加工のままでも 使えたりします。防犯性は?ですが)

市販品もあって、「ボーンバー」とか「ベントバー」 「ドアストッパー」などの名称で売られています。
車の修理屋さん向けの製品もあります(ドア・ゲートストッパー)

しか~し、ターンバックルも市販品も
車体側やドア側ロック部分には遊びがあるので、
風が吹いたり、車の中で寝返りをうったりすると 
ガタゴト、カチャカチャ と音が出てしまうようです。
人によっては、寝付けません(ウチのかーちゃんはダメです)

200系ハイエース用に、音が出ない金具を作ってみました。
100系ハイエースを架装していた頃には、違う方式の金具を
ステン溶接で作ったりしていましたが、今回は
個人ユーザー様でも自作できる方案を考えてみました。
できたのが コレです

ハイエースのリヤゲートを半開状態にする金具(音無しタイプ)

ハイエースのリヤゲートを半開状態にする金具(音無しタイプ)

ハイエースのリヤゲートを半開状態にする金具(音無しタイプ)

30センチほどの長さのM8寸切りボルト(長ボルト)と
ノブスター(貫通ノブナットの代わりとして)
  と
ビニールテープ  で作りました。
なお、
貫通ノブナット(蝶ネジなどでもOKかと思います)
を入れておいてから寸切りボルトを曲げないと、
曲げた後からでは入りません(笑)

車体側にセットして、手回しナット(ノブスター)で締めこむと
音は出ません。なおかつ、バーが具合よく突き出ている状態になってくれるので、
バックドアを半開状態にセットしやすいです。
市販品は、ぶらぶらした状態でセットするので、少々やりずらく、車外側からセットする必要があります。
(雨の日には やりたくなーい。でも、雨の日こそ ドアを半開状態にしたい・・・  )
ハイエースのリヤゲートを半開状態にする金具(音無しタイプ)


リヤゲート側は、ビニールテープで 太さを12mmほどにすると
ピッタリな太さになって 音は出ません。

ハイエースのリヤゲートを半開状態にする金具(音無しタイプ)


M8寸切りボルトしか手元になかったのでコレを使いましたが
太さを12mmほどにする必要上、
M10ステンレス寸切りボルトの方が都合が良いと思います。
(曲げるのに腕力や火力が要りますが・・・)
 
今回は30センチの長さのボルトを曲げて作りましたが、
(直線部が25センチ)
開口部が広すぎて、防犯上よろしくありません(笑)

ハイエースのリヤゲートを半開状態にする金具(音無しタイプ)
(バックドアの下から潜って・・)

ハイエースのリヤゲートを半開状態にする金具(音無しタイプ)
(中のハンドルで開錠されると車内に入られてしまいます)

防犯のことまで考慮する場合は 長くても25センチくらいの長さの ボルトから作るのがよろしいかと・・・。
まぁ、12mmスパナさえあれば、ストライカー(中央部にある固定金具)を外せてしまえるので
防犯性といっても 気休め程度ですが・・・
 
ハイエースのリヤゲートを半開状態にする金具(音無しタイプ)

防犯性を高めるには、上画像のボルトを「いたずら防止ボルト」に交換しておく方が・・・と思います。

==========


M10ステンレス、長さ285mmの 寸切りボルトは 249円
http://www.monotaro.com/p/3471/2763/
貫通ノブナットは 192円
(ノブスターで作ればもっと安いです)
http://www.monotaro.com/p/8961/6931/
他に必要なのは、
ビニールテープと万力とハンマーと腕力ですかね。
私のように非力な方は、曲げ作業の際に火力の助けがあると 
M10ステンレスボルトも問題なく曲げられるかと・・・。 

リヤゲート部分に網戸が付いている車の場合などは
持っていたい道具ですよね。
(網戸は、この業界の老舗ロータスさんのです)
ハイエースのリヤゲートを半開状態にする金具(音無しタイプ)
(12年前に弊社が架装した100系ハイエース・トランポキャンパーです。後部スペースがバイクなども積めるし、2段ベッドにもできる仕様です。
その頃に弊社が作っていたレインブロッカー(雨よけ)が付いていて、雨が降っていてもバックドア を全開にできマス)

ハイエースのリヤゲートを半開状態にする金具(音無しタイプ)




梅雨の時節にマッチしたご案内をしてみました。
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