天丼いもや　の記事を　早耳店長代理が書いてくれました。
https://aizurv.hamazo.tv/e5110661.html

現在は　神田天丼家（旧　天丼いもや一丁目天丼店）って名前に変わっています。
天丼いもや二丁目天丼店ってのもあり、
早耳店長代理が行ってくれたのは、こちらの方です。
天丼の値段が、５５０円と６００円　と　二丁目天丼店の方が少し安いようです。


さて、私が　神田神保町で専門学校生だった３５年ほど前の
初代　「　天丼　いもや　」　のお話です。
お昼時には行列ができるので、いつも私は、込み合う時を避けて行ってました。
もっぱら　ごはんの大盛りがサービスな５００円の「天丼大盛り」を食べていました。
ごくごくタマーに　エビ天丼（当然大盛り）のゼーたくを味わっていました（笑）

あるとき、食べ終わって　お代を払おうとした時、
店のおばさんから「君ィ。大盛りは無料じゃないのよ」って　声をかけられ、
「ご飯粒が残ってるでしょ。大盛りはサービスで出してんだから
　残さずキレイに食べるのが礼儀ってもんです」
「普通盛りなら　残したって　何も言わないけど、
　大盛りは、店からのサービスであってタダのものじゃないのよ。
　ご飯にも労力やお金がかかっているんだから・・・」
「残すような人が多くなったら、サービスで出すのを止めることになるんだからね」
と　諭されました。

お詫びをして、お椀の中をキレイに　し直して、
大盛りは無料の　５００円にしてもらいました。
おばさんは、
「どの人にも　同じように声をかける訳じゃないのよ」　と言ってくれて、
「君は　ひいきにしてくれているし、言っても大丈夫に思えたからさ」
てな話もしてくれて、
笑顔で店を出られるようにしてくれました。

私の周りにも、天丼いもやで　ご飯粒を残してしまって
「食べ物を粗末にするな」「大盛りはタダじゃないのだ」　と
おばさんから諭された奴が居たりして、天丼いもやの
「ご飯粒を残さない限り、大盛り無料」は　知られている話でした。

神田神保町あたりは専門学校生だけでなく、大学生や予備校生も多い場所です。
おばさんは　とっくに　あの世の人になっているでしょうけど、
その節はありがとうございました。

時は流れて　現在の「神田天丼家」では、５００円が６００円になり
（３５年で１００円！　とってもお値打ちだと思います）
一見すると、中盛りや大盛りは　５０円かかるようです・・・

（食べログ　のサイトから拝借した画像です）

しか～し、ご飯粒を残さなければ　無料にしてくれるそうです。
天丼いもや二丁目天丼店　　でも　同様のようです。
いもやスピリッツは、今も　健在　　　　



弊社では、自社サイト　と　お電話でのご注文には、送料無料です。
お電話でお応えする際に、他のスタッフは
「送料は無料です」とお伝えしていますが、
私が　お応えする際には、「いもや」の大盛りの事を想って
「送料は弊社で負担いたします」　と言ってきました。
送料はタダなものではなく、ヤマト運輸のドライバーさんが
お宅まで届けてくれる訳で、当然　発生する費用については、
弊社が負担しております、の意味で　そのように伝えてきました。

しか～し、なんだか
「送料はアイズの方で負担してんだからね」みたいに
聞こえてしまいそうで、近頃は　無難に「送料は無料です」と
言ってしまうようになりました。

対面ではなく、電話で上手に伝えるのは難しいものです。
いもやのおばさん、ごめんなさい。
でも、我が家の娘達には
「天丼いもやの大盛無料」の話を
ちゃんと伝えてきましたでね・・・。

世の中に　タダの物はそうはありません。
綺麗な山も川も海も、たいていは無料で楽しめますが、
今や　費用を掛けなければ　綺麗さを保てません。
その昔の銭湯では、
長髪の若造に向かって
「バカスカ　お湯を使うんじゃねぇよ。
　玄人はな、湯桶３杯で済ませられるんだ。」
「坊主頭と同じにはいかないっスよ」と返していた若造も、
今では「玄人はな・・・」って言ってるんだろうか？

イチゴ狩りの季節です。
食べ放題だからといって、甘くておいしい先っぽだけをかじって
ポイするような事はしないように　しよっと・・・
https://aizurv.hamazo.tv/e5159773.html

ハナも　おいしい物だけ食べて、、、


　たくわん　を残すな！



（　たくわん嫌いの俺といっしょじゃねーか！　
　　　立場ねーなぁ・・・　とほほ　　）