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2013年03月08日

排気ガスによる「一酸化炭素中毒」

車での一酸化炭素中毒について 

今日は、今年に入って一番暖かな日でした。

しかし、先週の北海道は猛吹雪で、

自車からの排気ガスが原因で、母子4人が亡くなる事故がありました。

合掌。

雪に埋もれた車内での、排気ガスによる一酸化炭素中毒の事故が

毎冬のようにあります。

昨年末の弊社ブログでも、車中泊時の一酸化炭素中毒のご注意を

促しましたが、あらためて しっかりとご案内したいと思います。

車が雪に埋もれた状況でなくとも、フツーの車中泊であっても、

車の排ガスからの「一酸化炭素中毒」の危険性があります。

また、発電機などの排気ガスも 毒性がとても強いガスです。


排気ガスによる「一酸化炭素中毒」
(S様からの投稿画像です。CO中毒とは無関係です)

雪に埋もれた状況以外の、

私が知っているケースのいくつかを 列挙してみます。

1.高速道路のSAで仮眠中、おそらくは後から駐車された
  トラックからの排ガスによって中毒になった。
 (私の知人です。車中の5人のうち4人がこん睡状態になりました。
    ディーゼル車のCO排出は、ガソリン車に比べ 
     100分の1 以下らしいのですが・・・)
  
2.十数年前、ひと夏に 2組のご夫婦(4人の方)が
  オートキャンプ中に「一酸化炭素中毒」で亡くなりました。
  車の排ガスではなく、車載した発電機からの排ガスによるもの。とのことでした。
  (発電機などは、車と違って 三元触媒などの浄化装置が不十分なので、
   排気量は少ないですが、排気ガスには 
   有毒な 一酸化炭素や窒素酸化物、炭化水素が多く含まれています)

3、出張帰りに道路脇で仮眠していたが、車の排気管が破れていたことで、
  排ガスが車内に流入して 2人が 亡くなった。 
 (ガソリン車の三元触媒を経ていない排気ガスは 
  とても毒性が強いです)

4、夏場、河川敷の草むらの中にアイドリング駐車していたカップルが亡くなった。

5、自宅に戻って仮眠していた個人タクシー宅で、自宅の車庫内でアイドリング中の
  車からの排ガスが階段部分を経由していったことで、
  上の階で就寝していたご老人が亡くなった。

6、同様の事例ですが、自宅の地下駐車場でエンジンをかけた状態の車内に
  娘さんが恋人と一緒に居て、排ガスが階段部分を昇って行って、
  最上階で就寝していたご老人が亡くなった。


なお、三元触媒(さんげんしょくばい、キャタライザーとも呼ばれます)とは、
ガソリン車の排ガス中の有害成分を、還元・酸化によって浄化する装置です。
排気管の途中に設けられていて、
排ガス中に含まれる3種類の有害物質(炭化水素、一酸化炭素、窒素酸化物)を
同時に浄化することからこの名称が付けられました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%85%83%E8%A7%A6%E5%AA%92
 




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Posted by 『はなと店長』 at 18:35│Comments(0)車中泊
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