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2014年10月17日

先週、ハイエース4型 ワイドボディ車 に

跳ね上げ収納方式のベッド「GOODYーDU」を取り付けました。
1154台目となります。
跳ね上げ収納方式のベッドキット「GOODYシリーズ」は、
2004年の発売以来10年が経ちました。
当初はベッドの設置高さが固定タイプだけでしたが、
最近ではベッド高さを上下に可変できるタイプの「GOODYーDU」の方が
好評となりました。

先週、ハイエース4型 ワイドボディ車 に

今回のフロアシートは、2ndシートの前側まで敷き込んでいます。

先週、ハイエース4型 ワイドボディ車 に

併せて、サブバッテリー&走行充電器 と 100V充電器と
正弦波タイプの1500Wインバーターを取り付けました。
各機器は両面テープでフロアシートに貼り付けてます。
なお、フロアシートの材質は軟質塩ビなので、可塑剤の影響を受けないよう
両面テープの選定には注意が必要です。

先週、ハイエース4型 ワイドボディ車 に


以前に社用車に付けた1500wインバーターと比べると随分とコンパクトです。

先週、ハイエース4型 ワイドボディ車 に

大きい方のインバーターだと、2ndシートは後ろ側位置でしか使えませんでしたが、
これなら、2ndシートを前側位置であっても 問題無く使うことができます。

先週、ハイエース4型 ワイドボディ車 に


工場で使っている電子レンジ(消費電力1.35kw)を
インバーターで稼働させてみました。
14SQ線をダブルにして配線(28SQ相当になります)してますが、
通電電流は150Aでした。配線が長かったかなぁ・・・。
(大出力インバーターでは特に、電源線をできる限り短くする必要があります)

先週、ハイエース4型 ワイドボディ車 に

これだと105AH容量のサブバッテリーが、
満充電でエンジンを掛けながら使ったとしても
10分ほど使えば無くなっっちゃいます。
ちなみに、105AH÷150A=0.7H(時間)てことにはなりません。
放電特性ってのがあって、大きな電流を流すほど、容量から計算した数値よりも
放電量は少なくなります。
ちょっと ややこしいお話になりますが、
容量105AHは、20時間率表示という規格での容量です。
105AH÷20H=5.25A  
つまり 5.25Aで20時間 放電できる容量を持っているバッテリーということです。
サブバッテリーの容量表示には、20時間率表示が一般に使われています。
始動用バッテリーの容量表示には、5時間率表示が日本では一般的です。
(欧米では20時間率や、CCAコールドランキング性能での表示だったりします)
なお、20時間率表示で105AHのバッテリーを5時間率表示に換算すると
おおむね 80AHくらいです。
80AH÷5H=16A(時間)
16Aで 5時間 放電できる容量を持っているバッテリーということです。
同じバッテリーでも、5.25Aで放電すると、105AHの容量ですが、
16Aで放電すると、80AH の容量しかありません。ということになります。
てことで、
電子レンジを稼働させるために、150Aで放電すると
満充電でエンジンを掛けながら使ったとしても
10分ほど使えば無くなっっちゃいます。
ということに なります。
  
再度 満充電にまでするには
走行充電器が30A充電ですので、5時間くらいはかかります。
ちなみに、105AH÷30A=3.5H(時間)てことにはなりません。
こちらも充電特性ってものがあって・・・・以下省略します
前のお乗りの車では30A充電だったので、「30Aでいいよ」ってことでしたが、
オルタネータは130Aあるのだし、60A充電器にすべきだったかなぁ・・・。
念のため充電線は5.5SQをダブルにして11SQ相当にしておいたので
外部入力の充電器も付けてはいるものの、ご不便な場合には 
60A充電器に換装することにします。 
ユーザーさんには、なるべく出力が小さくて、
インバーター式の電子レンジをお勧めしておきました。 

このユーザー様は、10数年前に弊社で作らせていただいた
ハイエースのフル装備なキャンピングカーに乗っておられました。
そのキャンピングカーを手放され、
数年間ミニバンに乗られた後に今回の車となりました。
以前のお車でも1500Wのインバーターを付けて
電子レンジを使われていました。
FFヒーターも装備していましたが、
今回は「暖かくして寝るから要らない」とのこと。
FFヒーターは、キャンピングカーユーザーへのアンケートでは
「付けて良かった装備ナンバーワン」らしいのですが、
私自身がFFヒーター使わない派ですので、架装屋にあるまじく?
架装仕事をしていた頃にも 積極的にお勧めはしてきませんでした。
今回の車では、毎日使う仕事車でもあるので、
仕事道具が積めて、しっかり寝られて、電化製品が使えればOK 
とのことでした。
 当初は、後部にBOXを造作して、その中にバッテリーや充電設備や
インバーターを取付けてとのご要望だったのですが、その為には
床貼り施工もしなくてはなりませんしで、
今のアイズでは 荷が重いなぁ・・・。
架装期間もかかるし、費用もかさむし・・・。
だったのですが、
2ndシート下にそれらが集約できることが判ったので
床貼り施工はしないで、元の純正カーペットの上にフロアシートを敷き込み、
BOXなども造作することなく、
後部は 仕事道具が多くなった場合にも対応できる「GOODYーDU」でと
いうことになりました。架装期間は2日間で済みました。
見た目には、後ろに跳ね上げベッドが付いているだけのカタチですが、
サブバッテリーと大容量インバーターのおかげで、電子レンジも使えます。

先週、ハイエース4型 ワイドボディ車 に

先週、ハイエース4型 ワイドボディ車 に

このユーザー様は、2ndシートの後ろ側は、いつもベッド状態にして
仕事車としても使われるようです。
外遊びのときには、2ndシート前に 分割仕様のスペースマットも設置して
出掛けられる予定です。ちなみに、2ndシート前に置くスペースマットは
100系ハイエース時代から好評をいただいていて、
スペースマットだけをお求めくださる方もいらっしゃいます。

この方にとっては、これだけで十分な 仕事車兼用の車中泊車なのです。
なお、車中泊車で使う際には、電子レンジ や 上開き冷蔵庫+クーラーBOX
(造り付けの横開き冷蔵庫よりも、ウンと利便性が高いです。)
や自作テーブル なども車載されるようです。 
フル装備のキャンピングカーを経験されている方なのですが、だからこそ
シンプルであることのメリットも判っていらっしゃる方です。
おサイフにもやさしいですしね・・・ちなみに この度の架装全費用は40万円弱です。
ちなみに これ以上の架装だと、今の弊社では承ることが出来ません  ガーン


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