(車の運転 その6)
荷物固定の支点をシートベルトから取る方法をご案内してみます。
ハイエースやキャラバンなど貨物車には、
床近辺に 車載物を固定する為のフックが装着されていますが、
位置具合がよろしくない場合や、乗用車には付いてなかったりもします。
まず40センチくらいの細ロープで、シュリンゲ(輪になったロープ)を作ります。
山ヤさん達が使うシュリンゲは、ダブルフィッシャーマン結びで作りますが、
フィッシャーマン結び(テグス結び)でOK かと思います。
テープ状のものでシュリンゲを作る際には、テープ結びでもよろしいかと思います。
シュリンゲをヒバリ結びで取付ます。
ドライバービットをシートベルトの途中に挟んで取付けてみました。
棒状のものでなくてもOKです。
ペットボトルのフタを使ってみました。
例えば単3乾電池でもOKです。(シュリンゲは PPバンドです)
しか~し、シートベルトの途中をこのように ロープ固定の支点などに使うと、
本来のシートベルトとしての使用に問題が出ることもあるので、ご留意のほど・・・。
シートベルトアンカーに支点を取る場合は、全然問題が出ません。
シュリンゲは シートベルト以外のところへ、ロープの固定支点を作る際にも
利用できますので、数本あると なにかと便利です。
昨日、ハナが散歩の際に どこかでリードを無くして戻ってきたので
帰り道は、道端に生えていたツルとポケットに持ってたシュリンゲで
リードを作って、帰ってきました。
首輪のリングにシュリンゲを ヒバリ結びで、
シュリンゲとツルを 一重結び(シートベンド)で
手元は もやい結び(ボウラインノット、結びの王様。しか~し、山ではご法度とか)です。
次の機会には、ロープ固定する際に使う 倍力結び(ナンキン結び、山ヤが言うところの1/3法)も
ご案内しま~す。