ハイエース、マルチシェード装着のコツです。

『はなと店長』

2018年10月04日 18:10

ハイエースⅣ・Ⅴ型の 
右リアクォーターガラス(右リアタイヤの上にあるガラス)には、
ラジオアンテナ線が装備されていて、




アンテナ線はリアゲートの熱線と同じく、凸状になっていて
吸盤がコレに干渉しているとスグ外れてしまいます。




説明書で ご案内しているように、
ハンドクリームなどの油分を吸盤面に薄く塗って、
線と線の間の ちょうど真ん中に上手にしっかり吸着させると、
何か月でも吸着してくれています。



ただ、そうするには、吸盤そのものを目視しながら、
慎重に、上手に吸着していただく必要がありますので、
脱着を繰り返す使われ方では、少々面倒でもあります。

より簡単に装着する方法のひとつには、
ガラス面の吸盤位置に、ベースシールを貼る方法があります。



手に持っているのがベースシールです。
手の右側にはベースシールを貼っています。画像では
貼っているのが判るように撮影していますが、
実際には貼っているのが、とても分かりにくいです。


アンテナ線の凸状部分をなだらかにすることで、
吸盤をこの上から吸着させると 剥がれにくくなります。
(ベースシールを貼った上に 吸盤を付けていますが、
 貼ったベースシールは、ほとんど分かりません)




この「ベースシール」は、
下記リンクのサポート商品のページにて販売しています。

https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/mssupport#3416


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また、より簡単に装着できて、なおかつ寒冷時の断熱保温や結露防止にも
より有用性が高い方法として、マジックテープを使う方法があります。
窓ガラスの周囲部分に、20~30センチ間隔くらいで
2~3センチほどの長さの、オスのマジックテープ(面ファスナー)を貼り付けて、
それに対応するマルチシェード側の位置に、メスのマジックテープを貼りつけます。




吸盤だけで装着する方法にくらべて、
周囲の浮き上がりを抑えることができます。
ガラス面とマルチシェードとのスキマが少なくなりますので
マルチシェードの周辺部分に起こりやすい結露を
より少なくできます。





ハイエースだけでなく、他のどの車種にありましても
また、熱線(デフォッガー線)がある
リアゲート(テールゲート、リアハッチ)のガラスなどに
お勧めできる装着方法です。

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なお、粘着剤付きのマジックテープは、
100均ショップやホームセンターなどでも販売されていますが、
それらは、住宅室内での使用を前提としたもので、
自動車の窓ガラス周辺に貼った場合には、厄介なことになりかねません。
 自動車の中の環境は、住宅室内などに比べてとても過酷で、
-20℃くらい~+70℃ほどに対応できる必要がありますし、
太陽光線からの、紫外線の影響も大きいです。
自動車の中に使う粘着剤付きのマジックテープは、
耐熱性や紫外線による劣化に対応した粘着剤
である必要があります。
非対応ですと、熱でネチョネチョになって剥がれてしまったり、
紫外線劣化で、バリバリになって剥がれてしまうだけでなく、
バリバリ状態になった残骸を剥がす処理がとても大変です。

弊社で用意している粘着剤付きのマジックテープ(面ファスナー)は、
耐熱、耐紫外線に対応したタイプのものになります。
車内で使える両面テープは、市販品にもありますが、
耐熱、耐紫外線の粘着剤付きのマジックテープ(面ファスナー)は、
市販では ほぼ見かけません。
マルチシェードの装着を補助するマジックテープ(面ファスナー)は、
弊社で用意しているものを お勧めいたします。

粘着剤付きのマジックテープは、
下記リンクのサポート商品のページにて販売しています。

https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/mssupport#2848

オス・メス それぞれ40センチの長さがあります。
2.5センチの長さのものを 16個作れます。
ハイエースの 右リアクォーターガラス では
十分 足りる長さがありますが、
リアゲートにも お使いの場合は、
もう1セット(40センチ)お求めください。

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ちなみに、
ガラス面に貼って使っていただく、弊社用意の「ベースシール」につきましても、
同様の目的のものが「吸盤補助シート」などの名称で市販されていますが、
https://www.google.co.jp/search?q=%E5%90%B8%E7%9B%A4%E8%A3%9C%E5%8A%A9%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%88&lr=lang_ja&hl=ja&tbs=lr:lang_1ja&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwj62ILHq-zdAhUwHTQIHSUZDNAQ_AUIDigB&biw=1225&bih=562

市販のものは、住宅の室内で使うことを前提にしたものがほとんどです。
自動車内で使うと、前述のマジックテープの粘着剤と同じく、
バリバリになって剥がれてきます。
弊社のベースシールは 透明な自動車フィルムを丸く切り抜いたもので、
フィルムや粘着剤は、 耐熱性や耐候性の高い材料になっています。
こちらの利用につきましても
弊社で用意しているものを お勧めいたします。



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